言語という無機生命体が奏でる ことばのオーケストラ |
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紀元前180~67年 イリュリア王ジェンテウス はペストに苦しむ領民のため山野に分け入った 神に祈り矢を放つとその矢は竜胆の根にささり それを薬用に用いたという 英名「Gentiana」は王の名から来ている
日本では平安時代おしゃれな花とされ女御たちの衣裳の模様に競って使われた
その衣装の作り手はどのような思いを込め竜胆を描いたのであろうか また 自らをより美しく見せるため その竜胆の衣装をまとった女御達にはどのようなドラマがあったのであろう・・・
花言葉は 「正義」「悲しんでいる時のあなたが好き」「さびしい愛情」
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世界にはたくさんの星が輝いています。私たちが暮らすこの地球も、そんなたくさんの星のうちのひとつです。
そして、この星にはこんな村がありました。
むかしからこの山には大きな石がたくさんあるだけで、木も川もありません。そこにあるとき一人の人間がやってきて、大きな石をほっておうちをつくりました。そして人間は家族をつくり、家族は村をつくりました。
ある日太郎君は、いつもの公園いつもの場所で遊んでいました。太郎くんは砂場が好きでした。いつも砂 場で砂いじり。でもあるとき太郎君は思いました。
なんでココだけ砂なんだろう?この砂はどこからきたんだろう?と。
そしてその日、太郎君はおうちに帰ってそのことをおかあさんに、目をキラキラとかがやかせながら聞きました。
「ねぇねぇおかあさん。砂場のお砂はどこからきたの?」
「それは砂場のお砂のお友達にきいてごらんなさい。砂場にはお砂のお友達もかくれているから」とおかあさんはこたえました。
太郎君は首を少しかしげてききました。「お友達がかくれているの?」
「そうよ。お砂じゃないのがお砂の友達だからよくさがしてごらんなさい。」おかあさんはにっこりとほほえみました。
次の日太郎君は、手でお砂をすくいながら、よーく目をこらして砂場でお砂の友達を探しました。すると、小さな貝のかけらがみつかったのです。
きっとこの貝のかけらがお砂の友達だと思った太郎君。でも、どうやってきいたらいいのかわかりません。太郎君はその日はおうちにかえって、今度はきき方をお母さんにきいてみることにしました。
「ねぇねぇおかあさん。砂場には小さな貝のかけらがあったんだ。あれがお友達なんでしょ?」と、とくいげに言いました。
「あら、よく見つけたはね。そうよ。その小さな貝のかけらがお砂さんのお友達なのよ。」と、おかあさん。
太郎君は顔をしかめながら言いました。「でも、お母さん。お砂がどこからきたのかどうやってきいたらいいの?」
「うふふ。砂場の貝のかけらは、貝が壊れたものだから壊れてない貝に聞いてみないとだめなのよ。」
太郎君は少し困ったような顔でききました。「壊れてない貝はどこにあるの?」
「じゃあ、今からお買い物にいくから、おなべに入れる具に、壊れてない貝を買いましょうね。ごはんが終わったら、聞き方をおしえてあげますからね。」
そして、まちにまったばんごはん。でもばんごはんにはたろうくんの大嫌いなにんじんもでてきました。
太郎君はにんじんをじーっとにらんでいました。
おかあさんはずっとにんじんをにらんでいる太郎君にいいました。
「にんじん食べないとばんごはん終わらないですよ。」
太郎君は仕方なくガマンして、いっきににんじんを口にいれました。
大嫌いなにんじんの味がたろうくんの口の中いっぱいにひろがりました。
太郎君は目になみだをうかべながら、ほとんどかまずにお水でながしこみました。そして、とくいげにいいました。
「ねぇねぇおかあさん。がんばってにんじんたべたよ。はやくおしえてよ。」
するとお母さんは言いました。「まだばんごはん終わってないでしょ。ちゃんと自分で食べたお皿をかたずけてからですよ。」
太郎君はいつものように自分のお皿をかたずけました。そしてお母さんに言いました。
「ねぇねぇおかあさん。ちゃんとお皿もかたずけたよ。はやく教えてよ」
おかあさんはにっこり笑うと、台所に貝をとりにいきました。
ばんごはんも終わって、おとうさんはテレビをつけました。部屋にテレビのにぎやかな音がワット広がりました。
貝をもってきたおかあさんは、いすに座ったたろうくんの横にきてしゃがみました。
そして貝を太郎君に渡していいました。
「この貝をね、こうやって耳にあててよーくみみをすましてごらんなさい。」そういってお母さんはかたほうの耳をおさえながら、へこんだほうを内側にした貝をもうかたほうの耳にあてました。
太郎君もおかあさんと同じように貝を耳にあてました。
すると、さっきまでテレビを見ていたおとうさんは、そっと立ち上がって、テレビを消してお風呂に入りに行きました。
にぎやかだった部屋がシーンと静まりました。
太郎君は耳をよーくすましてみました。
貝からは「ザザー」という音が聞こえてきました。
太郎君は目を丸くしながらお母さんにいいました。
「ねぇねぇおかあさん!波の音がするよ!お砂は海から来たんだね!!」
「そうよ。お砂は海から来たのよ。」
「でもお母さんはどうしてそんなことをしってるの?やっぱり大人だから?」
「いいえ。大人だからじゃないのよ。これはね、おかあさんがまだ子供だったころに、おかあさんのおとうさんが教えてくれたのよ。」
「へーそうなんだ。」
「そうよ。おかあさんのおとうさんやおかあさんのおかあさんが、こうやって色々大切なことをいっぱいおしえてくれたのよ。だからおかあさんは、ちゃんとおかたづけもできるし、嫌いなにんじんだって食べられるのよ。そうやって、大切なことはずーっとつたえられていくのよ。」
「おかあさんもにんじん嫌いだったの?」と、太郎くんはおかあさんの顔をのぞきこむようにして聞きました。
「そうよ。」おかあさんは、少しはにかみながらそういいました。
「ふーん。じゃあこのお話はおじいちゃんのおかげでもあるんだね!」
「そうよ。ずーっとずーっと前のおじいちゃんやおばあちゃんのおかげなのよ。」
太郎くんは貝をギュッとにぎりしめてこういいました。
「そっかぁ。じゃぁ今度おじいちゃんのおうちにいったとき、お礼にこの貝をプレゼントするね!」と。