忍者ブログ
言語という無機生命体が奏でる ことばのオーケストラ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
竜胆-rinndou-
性別:
非公開
自己紹介:
漢方で根を乾燥させて健胃剤に用いる それがとても苦く「竜の胆」のような味だということからその名がついた  白い花を咲かせる種は笹龍胆と呼ばれる
紀元前180~67年 イリュリア王ジェンテウス はペストに苦しむ領民のため山野に分け入った 神に祈り矢を放つとその矢は竜胆の根にささり それを薬用に用いたという 英名「Gentiana」は王の名から来ている
日本では平安時代おしゃれな花とされ女御たちの衣裳の模様に競って使われた
その衣装の作り手はどのような思いを込め竜胆を描いたのであろうか また 自らをより美しく見せるため その竜胆の衣装をまとった女御達にはどのようなドラマがあったのであろう・・・
花言葉は 「正義」「悲しんでいる時のあなたが好き」「さびしい愛情」
カウンター
アクセス解析
ブログ内検索
最新コメント
最新トラックバック
フリーエリア
★☆★☆★☆ ナウでヤングなレンタルサーバー!ロリポップ! ☆★☆★☆★
なんと一番安いプランだと月額263円から!これならおこづかいで使えちゃう。
容量も200MBの大容量!CGIにSSI、PHPだって使えるよ。
85個もの可愛いアドレスで、友達に差をつけちゃおう。

━━━━━━━ 「月の土地」 ━━━━━━
 「月の土地」が買えるってご存知ですか?
 約1200坪が、2700円で買えます。
 ユニークな贈り物としても好評です
━━━━━━━━━━━━━

ストレッチポールがダイエット成功の鍵に!
バーコード
11 ・  10 ・  9 ・  8 ・  7 ・  6 ・  5 ・ 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先日 山田洋次監督 「武士の一分」を 観てまいりました
いやぁー よかった!
この監督さん 日本人なら 皆知ってるであろうともいえる あの「男はつらいよ」の監督さんなわけですが
今回の「武士の一分」 藤沢周平原作シリーズ「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」につづく第3作です
一作目も二作目もかなり 好きな映画だったので 今回もさぞ うならしてくれるであろうと 思っていたのですが さすがです やはり うならさせて頂きました・・・
ぼろ泣きですね はい
この監督さん 一貫して 作品にとても共通点がありまして 私がかねがね愛している 古き良き日本の原風景みたいな感じのものが すべての作品に脈々と 流れてるんですよね
そこが大好きなんです
そして このタイトル 武士の一分 素敵過ぎるタイトルです
このタイトル聞いただけでも 観たくなっちゃいました
そして 改めて気づかされたのは 今ではもう 一分 なんて 日ごろあがってもこないことばですよね
しかし 昔の日本人には あきらかに 一分というものがありました
決して 譲ることのできない面目とでもいいましょうか
凛とした自分をもってる人が おおかったということですね
そして また そうあるべきだと 教育をうけてました
昔の日本には そうでないと 恥ずかしくて 世間様に顔向けできないみたいな風潮があったのですが
いまや そんなものは 消え去りつつありますよね・・・
自分をもたない人間がおおく 恥じらいの心すら忘れてしまっている日本人がどうも多すぎる気がしてなりません
一昔 前なら わが子が他人から何かものをもらってくるようであれば どんなに貧しくても 人さまから施しを受けるような子に育てたおぼえはありません すぐに 返してらっしゃいと しつけられたものですが
いまや もらえるものは何でももらっとけみたいな それが 当たり前になってしまっていますよね・・・
なんなら 他人を蹴落としてでも 自らの益を得ようとする そして それができるのが勝ち組 みたいな なんともあさましい言葉まで できている始末
もはやあきれ果てて 何もいえませんね
いまや 己の一分 たるものを持ち合わせた人物が非常に少なくなってしまい 一分という 言葉すら 消え去りつつあります
これも 時代の流れ と いってしまえば 一言で終わってしまうのですが ただ 本当にこのままでいいのだろうかと 深く首をかしげてしまいます
なんとも 寂しく切ない想いで 胸がいっぱいになってしまいますね
せめて これからの日本を背負ってたつであろう 今の若い人たちだけでも
みっともない であるとか 恥辱心 といったものを 持って 常日頃行動してほしいものですが わがままな押し付けになってしまうのでしょうか・・・
貧しくとも清く美しく
豊かであろうと情け深く
人と人とのつながりに 暖かい温もりを持って 生きていける 日本人
そういう 日本であってほしいものです
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]